秋田の実家に長期滞在することになり、実家で運用すべく、手軽に設置できるCHV-5α(アルファ)を購入しました(会員価格といことも有り、想定より安かったことも購入理由です)。CHV-5の到着後、動作確認含め、BB-6W(横浜自宅既設)と比較してみました。
結果、CHV-5が「未調整」かつ「BB6Wと設置場所が違う」ことに起因しているようですが、受信ではBB6Wが良い結果です。(この記事は個人的感覚と意見です、環境、調整、使用等によっては大きく変わると思います、CHV-5の方が良い結果がでるかもしれません)
・設置性:CHV-5 << BB6W :BB6Wは吊るすだけ、アンテナ調整不要
・受信:交信中の受信状態を比較しました(手動アンテナチューナーでSWRの調整後)
7MHz: CHV-5 << BB6W CHV-5はBB6Wに比べて全然聞こえない
14MHz: CHV-5 < BB6W CHV-5はBB6Wに比べて悪い
21MHz: CHV-5 ≦ BB6W CHV-5はBB6Wに比べてちょっとだけ悪い(これは僅差)
50MHz: CHV-5 = BB6W ほぼ同等
・送信(SWR):手動アンテナチューナーでSWRの調整について確認した
7MHz: CHV-5 << BB6W CHV-5はSWR落ちない(ぎりぎり使えるかも)
14MHz: CHV-5 < BB6W CHV-5は何とか調整可能
21MHz: CHV-5 ≦ BB6W CHV-5は調整可能
50MHz: CHV-5 = BB6W 調整可能
※BB6Wは2〜30MHz対応ですが、50MHzも手動アンテナチューナーでSWR調整すれば使用可能です。
過去のコンテスト(CW5w)で数十局の実績ありです。3.5MHzも使用可能ですが、コンテスト(CW5w)で、
がんばって3局くらいで、やっぱり飛びは今一歩。(BB6Wの50MHz使用は使用範囲外なので
御使用は、使用者責任で願います)
CHV-5は短縮型ですが水平ダイポールの優位性と手軽さを期待しましたが、また、CHV-5は7MHzは厳しいとの情報もありましたが、残念な結果です。CHV-5の設置環境と調整さえ良ければ性能発揮できるのではと、淡い期待をもってます。(ダメならエレメントを外してワイヤー付けてマルチワイヤーDP化かな→CHV-5の意味が薄れていく~~、50MHz+HFマルチバランと思えばいいのか! なお、この結果はCHV-5を否定するものではありません)
BB6Wは発売当時に「屋外ダミーロード」と揶揄してましたが、アンテナ自体は未調整、手動アンテナチューナーを使い2〜30MHz対応は意外と侮りがたいです。全長6m、あるけどね。購入時の実売価格はBB6W>CHV-5です(BB6Wは購入当時は、CHV-5の購入価格の4割増し価格でした)。
参考:
COMET 「CHV-5α」 : 7/14/21/28/50 5バンド角度可変ダイポール(水平、V型、L型)、全長4m
第一電波工業(ダイヤモンド)「BB6W」 : 2〜30MHzHF帯ワイドバンドワイヤーアンテナ 全長6.4m