購入したATS-20plusはv1.1.5である。従来品に比べて、幾つか変更されているようだ。
使い勝手がよくなった点
・バンド追加:20バンドで、アマチュア無線用のバンドが追加されている
・直前メモリ:LWとAM以外のバンドは電源OFF前の周波数やモードが自動でメモリされている
電源ON直後は、電源OFF直前の周波数やモードで受信状態に入ることが出来る
・1クリックチューニング:過去情報を見ると、2クリックであったらしいが、これは1クリック
特に「直前メモリ」はバンド毎(LW、AM以外)に周波数とモードがメモリされ、直前に受信していたものが電源OFFで消えないため、次の電源ONで再設定が不要で手間が省ける。例えば、7MHzでSSB受信状態で電源OFFすると、次の電源ONで7MHzでSSBで受信状態になる。さらに、他のバンド(LW、AM以外)に切り替えても、電源OFF前に受信していた周波数やモード設定が残っているので、使い勝手が向上している。バッテリ内臓によりどこでも手軽にON/OFFできる、この値段(2022.12当時、送料込みで約6k円)、この小型、満足できる一品である。
以下、やはり、カスタマイズしたいところである。
・LWとAMの直前メモリ:LW、AM以外のバンドのように直前メモリしたい
・バント数(BAND):20バンドは多すぎ、自分の受信スタイルに合わせて、最適化したい
・ポップノイズ:電源ONやモード切替時のポップノイズが気になる
(ポップノイズとは電源ON時の突入電流により「ボンッ」や「ブツ」と鳴る音)
・帯域フィルタ(BW):CWでは、もう少し狭いものが欲しい
・BFO解除:BFO設定後にメインノブをクリックして解除するが...
ネット情報ではV3.0.7で、結構大きな変更がされている。個人的にカスタマイズしたい内容は包括されているようだ。先ずは、バージョンアップしてみるか!