ATS-20plusのファームアップv3.0.7F(プログラム)をしてみた。
今時点(2022.12.25)でのバージョンv3.0.7F。以前に比べて結構変更されている。購入時点でカスタマイズしたい点の幾つかは改善されている。
・LWとAMの直前メモリ:LW、AM以外のバンドのように直前メモリしたい → 改善済み
・ポップノイズ:電源ONやモード切替時のポップノイズが気になる → 改善済み
他、ボタン操作も結構変更されている。(ネットにv3.0.7Dにファームアップした事例がありますので検索してみてください。操作はv3.0.7Dと同様のようです)
ファームアップ方法の要約
※ファームアップは、各自の責任でお願いします。
1)Arduino IDEのインストール
先ずは、ATS-20に使用されているArduinoのファームアップおよびカスタマイズ(変更)すべく、
Arduino IDEをインストールする(ネットでArduino IDEをインストールする情報がたくさんあ
るので検索してみてください)。尚、Arduino IDEのバージョンは1.8.19とした(諸情報をみる
と、バージョン2.x.xではコンパイルエラーの可能性あるとのことで、1つ前を使用)。
2)CH340ドライバインストール
ArduinoとPCを接続するにあたり、必要なCH340ドライバをインストール。
3)Arduino IDEを起動して設定
ATS-20のファームアップについても、ネット情報を検索してみてください。
Arduino IDEを起動した後、本体(ATS-20)と接続。
本体の電源ONは不要。USB経由の電源で動作する。
Arduino IDEと本体のArduinoとの接続設定
ツール>ボード>・Arduino Nano
ツール>プロセッサ>・ATmega328P(Old Bootloader)
ツール>シリアルポート>COMx
※自分のPCはCOM3でした。COM番号はPCの状態により変わる。PCのデバイス
マネージャーではUSB-SERIAL CH340(COM3)となっていた。
ツール>ボード情報を取得
BN: 不明なボード
VID: 1A86
PID: 7523
SN: 取得するには任意のスケッチをアップロードしてください
これで、ファームアップの準備完了
4)ファームアップ準備
最新ファームはネットで検索(GitHub pu2clr SI4375など)し、ダウンロードする。
GitHub画面で[Code]をクリック>Download ZIPをクリック
SI4735-master.zipがダウンロードされる。
Arduino IDEの設定は
ツール>ライブラリ管理、「Si4735」>インストール
ツール>ライブラリ管理、「Tiny4kOLED」>インストール
ツール>ライブラリ管理、「TinyOLED-Fonts」>インストール
スケッチ>ライブラリをインクルード>.ZIP形式のライブラリをインストール
GitHubからダウンロードしたzipファイルをしてする
ファイル>スケッチ例>PU2CLR Si4735>Si47XX_KITS
>AliExpress>Si473X_ALL_IN_ONE_RDS_CHIESE_V8
これで、ファームが読み込まれる
>「⇒」をクリック:コンパイル実行して、ボードへ書き込みされる
「ボードへの書き込みが完了しました」:書き込み終了
PCと本体の接続を外して、ノブを押しながら本体電源ONすると、新ファームで動作する。