以下、個人として基本保証を受け、さらに免許を受けるまでの覚書です。
uBITX V6の素(購入して組み立てただけ)の性能が判明したので、JARDの基本保証を受け、免許申請
することにした。
一部のバンド・電波型式で不適合があり、空中線電力についても一考し、一部のバンド・電波型式で
申請することにした。
※保証や申請について後述してありますが、申請内容・申請状況・申請機器により異なります。
また、手順やクリックすべき場所も変更されている可能性もありますので、保証/申請に
あたっては、JARDホームページや総務省「電波利用 電子申請・届出システムLite」の
情報を確認の上、行うようお願いいたします。
保証/申請概要
周波数/電波型式:7M/A1A,J3E 10M/A1A 14/A1A
空中線電力:3w
条件:外付けアンテナチューナー
MIC入力制限max30mV(MIC CLIP)
※「MIC入力-空中線電力特性」が思わしくないためMIC入力を30mVで制限
添付書類
系統図:uBITX V6の構成図を利用、適宜補足を追記
測定結果表:JARD測定結果一覧から必要データを抜粋し、表にまとめてPDF化
測定データ:JARD測定画像から必要画像を抜粋し、文書にまとめてPDF化
JARD保証書:免許申請時に添付(JARDから発行されるもの)
1)JARD基本保証
無線局の変更申請(取替、増設、変更)の場合で、「基本保証(開設・変更・増設・取替)」の
「変更保証(増設・取替)」になる。
ちょっとややこしいですが、JARDホームページの「基本保証業務のご案内」の手順にそって
申込します。
①STEP1:総務省提供「電波利用 電子申請・届出システムLite」を利用して電子申請
ファイルを作成します。このとき、uBITXに関する工事設計書を記載し、uBITXの系統図/
測定結果表/測定データを添付します。一通り記載・添付が完了したら、この電子申請
ファイルをパソコンに保存します。この時点では申請しないように!
この保存した電子ファイルを基本保証に使います。
②STEP2:保証願書を「変更の場合」から入力します。
必要事項を記載します。
③STEP3:「電波利用 電子申請・届出システムLite」を利用して作成した電子申請ファイル
(パソコン保存したもの)をアップロードします。
④STEP4:保証願い(STEP2、STEP3)が完了すると、完了メールと振込に関するメールが
返信されます。案内にそって、保証料を振込します。
⑤STEP4:基本申込が完了すると、申込完了が返信されます。
その後、内容に不備・修正がある場合はメールで問い合わせあります。
久々に工事設計書を記載するに至る変更(増設)申請でしたので、戸惑いや失念があり、不備の
追加が必要でした。
・工事設計書は、いつ記載する、添付する、保証後?、保証前?→電子申請ファイルを利用する
ので保証前(申請前)に記載、かつ、系統図も添付
・添付資料は、なにまで?資料と書いてあるけど、具体的に?→二度手間・三度手間になる
ことは避けたいので、資料は申請用として次の2つの資料を添付
測定結果表:JARD測定結果一覧から必要データを抜粋し、表にまとめてPDF化
測定データ:JARD測定画像から必要画像を抜粋し、文書にまとめてPDF化
基本保証は前述の不備追加を含めて1週間位で保証されました。保証後にJARDからメールで
保証書(PDFファイル)が送付されてきます。
2)免許申請
基本保証に使用した電子申請ファイルを「電波利用 電子申請・届出システムLite」にアップ
ロードし、「電波利用 電子申請・届出システムLite」上でJARDの基本保証書を追加(添付)
します。基本保証書を追加(添付)した電子申請ファイルはパソコンに保存しておきましょう。
次に申請を実行して終了です。
申請から免許まで、約1か月でした。
これで、実際の運用が可能になりました。
組み立てキットのuBITXですが、素でも、利用範囲は限定されますが、免許が可能です。